長女が産まれた時、長女は、乳首をくわえてくれなかったので、母乳が出ていたにも関わらず、母乳育児をすることができませんでした。
乳首をくわえないどころか、ミルクを飲ませるのにも苦労したので、母乳育児のことまで、頭が回らなかったのです。
とにかく母乳育児で育てたかった
長女が、そういう状況だったので、次女は、とにかく母乳育児で頑張って育てようと思いました。
なので、次女が産まれると、病院でも、積極的に頑張りました。
母子別室の病院で、希望すれば、夜はミルクを与えてくれる病院だったのですが、私は、夜でも、赤ちゃんが泣いたら、とにかく乳首を吸わせるようにしました。
でも、母乳育児で、乳首があんなに痛くなるとは、思ってもいませんでした。
真っ赤に腫れてしまって、病院のコンビニで、馬油を買って塗る日々が続きました。
馬油を塗って乳頭を保護することで、かなり痛みは、治まりました。
母乳をあげるのは誰も変わってくれない
とにかく、母乳育児を頑張ろうと思ったわけですが、母乳は、お母さんからしか出ないので、どんなに眠くても、お母さんが起きなくてはいけません。
長女の時には、ミルクだったので、夜中は、夫がミルクをあげてくれましたが、母乳育児の場合は、そうはいきません。
夫が、あげてくれていた楽さを体験しているので、余計に、起きるのが辛かったです。
次女は、10月生まれで、真夜中に授乳が必要な時期が、真冬だったので、起きるのには苦労しました。
私の背中にストーブが当たるようにして、赤ちゃんには当てないように、部屋を暖めて、授乳をしていました。
母乳育児のお出かけは身軽
ミルク育児の場合、必ず哺乳瓶、お湯、ミルクを持ち歩かなくてはいけませんが、母乳の場合は、必要ありません。
身軽に、お出かけができます。
そのためか、よく赤ちゃんのお世話バッグを持ち歩くのを忘れてしまい、オムツがない‥、ということがありました。
ミルクの場合は、ご飯を食べる時も、そのお店で一緒に抱っこして、ミルクをあげることができるのですが、母乳の場合は、そうはいきません。
授乳ケープに入ってくれる赤ちゃんだったら、その場であげることも可能でしょうが、うちの子は、授乳ケープをものすごく嫌がったので、授乳室でないと、授乳ができませんでした。
荷物がないのは楽でしたが、母乳をあげるのに、一々授乳室に行くのが、少し面倒でした。
母乳育児とミルク育児
母乳育児だったから、次女の方が、長女より愛情が増したかというと、そんなことはありませんでした。
長女は長女として、次女は次女として慈しんでいます。
母乳で育てなさいという風潮もあるようですが、母乳育児とミルク育児、どちらで育てても、子供は同じように可愛いものです。
それぞれの特徴をよく理解して、自分が育てたい方法で育てるのが、一番いいのだと思います。
母乳育児とミルク育児の両方の育児を体験して、つくづくそう思いました。