シングルマザーの恋愛のきっかけは、どこにあるのでしょう。
「恋愛なんてしている場合じゃない。これからは自分の時間を、仕事と家庭に費やし、子供を立派に育てて行くのだから。」と思っているかもしれませんが・・・。
そんな気持ちを持って生活しているシングルマザーも、恋愛をしたいという気持ちも、きっとどこかにはあるはずです。
恋愛のきっかけ
恋に落ちるというのは、実は一瞬のことなのです。
その場所は、職場かもしれませんし、通勤途中の電車の中かもしれませんし、また、子供と買い物に行った店かもしれません。
いつ何が起きるかということは、自分でも分からないものです。
しかし、何もせずにいるだけでは、その「きっかけ」すら掴めません。
だからこそ、シングルマザーは外に出ていくことが大切です。
ずっと家の中にいては、きっかけどころか、「幸せ」も逃げて行ってしまいます。
化粧をして、身なりに気を遣って、子供と一緒に出かけてみましょう。
いつもキレイで明るく、子供にとって自慢のお母さんであれば、恋のきっかけは自然と向こうから寄ってきます。
職場恋愛
職場恋愛に関しては、シングルマザーは、それ程気にしなくてもよいかもしれません。
子供がいるのですから、仕事後もべったりな付き合いはできませんし、何よりも、会社では自身がシングルマザーであることが、周知の事実となっているからです。
それでもなお、自分と恋愛関係になりたいといってくれる人は、貴重な存在だといえます。
シングルマザーに職場恋愛がおすすめの理由は、次のとおりです。
・職場以外で男性と知り合う時間的な余裕がない。
・身近にいる人なので、ある程度の性格が把握できる。
・周りが知っている人ばかりなので安心。
要は、「知っている人だから、安心して付き合える」ということです。
何かあれば周りに相談もできるので、シングルマザーにとっては心強いといえます。
ただ、別れなくてはならなくなった時に、今後も職場が同じというデメリットがありますが‥。
恋愛相手
最近では、ネットで出会った人同士が付き合って、結婚するといったケースもあります。
しかし、シングルマザーは、子供のことを考えて、まずは相手がどういう人物なのかを知ることが大切です。
次のような方法なら、危険も少なく、子供のことを考えながら、自分にとっても良い相手を見つけやすいです。
友人に紹介してもらう
見知らぬ人と出会うよりも、友人から紹介を受ける方が、安心感があります。
飲みに行ったり、アウトドアに参加したりして、気軽に紹介してもらいましょう。
職場に出入りする人と仲良くなる
勤めている会社の人と付き合うのはちょっと・・・、と思うのなら、職場に出入りしている人に目を向けるのもいいかもしれません。
業者の人、宅配の人、お客さんなど、職場には出入りする人はたくさんいます。
元カレに連絡してみる
過去に付き合っていた元カレ。
しかし、誰でもいいというわけではありません。
お互いにいい別れ方をして、今でも、いい想い出として心に残っているような元カレであれば、今の自分の状況を話せば、親身に相談に乗ってくれるかもしれません。
担任教師との恋愛
保育園、幼稚園から高校、大学までの子供を持っているシングルマザーが、子供の担任教師と恋愛に発展するケースは珍しくはないようです。
家庭での問題などを学校側に相談したところ、そのような関係になってしまった、ということなのでしょうか。
しかし、他にも生徒はたくさんいるのですから、一生徒の親と個人的な関係になるのは、あまり良い印象を与えません。
頼れる人に、つい頼ってしまう。
わざとではないにしても、シングルマザーはやってしまいがちなことですが、他の保護者に知られた時や、子供の同級生に知られた時に責められるのは、親だけではありません。
子供も同じように責められてしまいます。
このような軽はずみな行動で、大切なわが子を傷つけるようなことをしてはいけません。
先生は、あくまでも先生です。
そのように割り切って対応するように心がけましょう。
恋愛対象に年下を避けることが多い
「シングルマザー」とは、自分一人で子供を育てている人のことです。
恋愛も大切ですが、生活はもっと大切です。
お金がないと、子供を育てて行くことはできません。
自分が頑張って働いていることもあり、恋愛相手の経済力や金銭感覚には、自然と目が向いてしまいます。
大抵のシングルマザーは、現在の生活が苦しい人が多いです。
だから、年下を避けてしまう傾向が強いのです。
年上でも、定職につかずにフラフラしている人もいますし、年下でも、毎日頑張って仕事をしている人が多いのも事実です。
「付き合い=結婚」というわけではありません。
付き合っていく中で、相手のことをしっかりと見極めていけばいいのです。
「年齢」のことを、あまり意識しすぎる必要はないでしょう。
結婚相談所
シングルマザーの恋愛は、困難が山積みです。
時間の問題や子供の問題、周りの問題など、自分ひとりで解決できないことが、これでもかという位に出てきます。
自然に生活をしている中で、「運命の人」に巡り合う確率は、かなり低いです。
それでも、シングルマザーは諦めてはいけません。
結婚相談所でのシングルマザーの成婚率は、かなり高いといわれていますが、どうしてでしょうか。
それは、お互いが、相手のことを始めから知ることができるからです。
子供がいる、仕事が忙しい、両親が健在である、などなど。
自分に合う人と知り合え、その先を考えられることは、シングルマザーにとっては幸せへの近道となります。
出会いには、色々な方法がありますが、結婚相談所もまた、シングルマザーにとっては、大きな出会いの機会になります。
恋愛感情で現実逃避
シングルマザーに、出会いが少ないのは確かです。
子供を連れて出かけても、そこから恋愛に発展する可能性は、ほとんど無いに等しいです。
そんな中、シングルマザーは、アイドル、俳優、歌手などに、よく恋愛感情をいだきます。
決して近づくことはできない相手ですが、テレビをつけると、そこに愛しい人がいるからです。
しぐさが好き、声が好き、顔が好き‥。
内面は一切わからなくても、恋してしまいます。
それは、決して悪いことではありません。
姿を見たり、声を聞いたりするだけで「明日も頑張ろう!」と思えるからです。
現実には、辛いことがたくさんあるので、芸能人への恋心は、シングルマザーにとって必要な「現実逃避」になるのです。
今持っている恋心は、月日が流れれば、純粋に応援する気持ちに変わっていくことでしょう。
きっと、子供が大きくなった時には「ママは、この人に力をもらっていたんだよ。」と、懐かしく話すことができるようになるはずです。
30代・40代に多いシングルマザー
シングルマザーは、30代と40代の人が多く、どちらも、全体の約40%ずつと、かなり高い割合になっています。
10代、20代のシングルマザーが、メディアでよく取り上げられるので、「シングルマザー = 若い」というイメージがあるかもしれませんが、実際の割合でいうと、10代、20代のシングルマザーはそんなに多くはありません。
シングルマザーに多い30代・40代の女性は、10代・20代に比べると、社会的に自立している人が多いです。
会社でも、ある程度の地位についていたり、専門的な仕事をしていたりしていて、会社でも頼りにされている存在の人も多くいます。
社会的に自立しているから、シングルマザーになっても生活していけるのです。
今まで専業主婦であった人や、若い人がいきなりシングルマザーになると、精神的・体力的にきついものがありますが、夫がいなくても生活をしていく自信のある人は、離婚に躊躇することが少ないのです。
「自分にとって、今の夫は必要か」「子供にとって、今の父親は必要か」というような基準で、別れるかどうかを判断します。
30代・40代のシングルマザーが多いのには、こんな理由もあるのです。
輝いていることが大切
自分の意志を持って生きている人は、輝いています。
それは、シングルマザーも同じです。
・職場で毎日活き活きと働いている。
・家庭で子供と楽しみながら生活をしている。
些細なことでも、自分で決めたことに向かって前向きに進んでいる姿は、人の目には輝いて映ります。
子供を抱え、決して楽ではない生活を送っているシングルマザーも多いですが、そんな中でも、常に明るく元気に振る舞っていれば、自分も楽しい気分でいられる上、周りも明るくなります。
やりたいことにチャレンジし、突き進んでいく姿を、周りの人や子供は見ています。
特別なことをする必要はありません。
ただ、子供としっかりと向き合い、前向きに生きていくことが大切です。
そんな、活き活きとして輝いているあなたは、誰から見ても、きっと魅力的に見え、素敵な恋愛が待っているはずです。