アドセンスで稼ぐためには、とにかくブログに「アクセス」を集めることが必要不可欠です。
アクセスの伸びに比例して、アドセンス収入も増えていきますが、どういう内容の記事を書くかによって、アクセスの増減(アドセンス収入の増減)の仕方の特徴が大きく変わってきます。
「検索需要の長い記事」で安定的にアドセンスで稼ぐ
トレンドブログは瞬発的
アドセンスの代表格ともいえる「トレンドブログ」は、1記事で1日数万円を稼ぐこともあるという強い瞬発力を秘めています。
話題になっているホットな芸能人ネタなどは、一時的に非常に多くのアクセスを集めることも可能です。
しかし、芸能人などのトレンドネタは、検索される期間が非常に短いので、数日も経てば、ほとんど検索されなくなっていきます。
検索需要が短いトレンドネタは、アドセンスで稼ぐ資産的な価値がほとんどないネタなので、稼ぎ続けるためには、新しいネタを見つけて記事を書き続ける必要があります。
芸能界に興味がある人にとっては、トレンドブログは稼ぎやすいかもしれませんが、最新の芸能情報にはあまり興味がないような人は、芸能トレンドのネタを探すこと自体に億劫さを感じてしまいます。
しかし、トレンドブログのネタは、芸能ネタだけではありません。
季節トレンド
「トレンドネタ」の中で、最も爆発力があるのが「芸能ネタ」といえますが、それ以外にも「季節トレンド」などの記事ネタもトレンドネタの範疇に入ります。
「海水浴」「花粉症」「クリスマス」などに関するネタは、毎年その時期になると、検索需要が増える「季節トレンドの記事ネタ」です。
「海水浴の持ち物」「海水浴の服装」「クリスマスの飾りつけ」「簡単にできるクリスマス料理」など、季節トレンドの記事は、各年に検索される期間は比較的短いですが、短い期間に多くの検索がされ、また、毎年同じ時期になると繰り返して検索されるという特徴があります。
季節トレンド記事のように、繰り返して検索される記事(=資産価値がある記事)を書いていくことは、アドセンスで安定的に稼いでいくためには、とても重要なことといえます。
「不○○」を解決する記事は検索需要が長い
繰り返して検索される記事といわれても、すぐには思いつかないかもしれません。
そんな時に、記事を書く手がかりになるのが、「『不○○』を解決する記事」です。
多くの人が「不満」「不安」「不便」「不足」「不快」に感じていることを解決するための記事は、長い期間にわたって繰り返し検索されやすい記事です。
例えば、「老後にどれくらいのお金が必要になるのか心配」という「不安」に対して、「老後に必要なお金を試算してみた!」という記事をかけば、老後に不安を感じている人からのアクセスが期待できます。
老後の不安は、いつの時代でも感じることなので、その不安を解決する記事の検索需要が長くなることは、容易に想像できます。
「不○○」に関わらず、多くの人が疑問に思っていたり、悩んでいたりすることを解決するような記事は、検索需要の期間が長くなることが多いです。
検索需要の長い記事を貯めていく
アドセンスを貼ったブログは、安定的に多くのアクセスを集めることができるくらいの規模に成長すれば、少ない労力で大きな収益を得ることができるようになります。
究極の理想形が、アドセンスを貼ったブログで生活できるだけの不労収入を得ることだと、個人的には考えています。
そのための一番の近道が、「検索需要の長い記事を貯めていく」ことだと思っています。
一時的に多くのアクセスを集めることができる「トレンドネタの記事」は、いくら記事を貯めていっても、ブログ全体のアクセスが大きく伸びることはあまり期待できません。
短期間で100記事のトレンド記事を書いた場合、一時的には多くのアクセスを集めることができるかもしれませんが、この後記事を書かなければ、数か月後には、アクセスはどんどんと0に近づいていくでしょう。
アクセスを保つためには、記事を書き続ける必要があります。
一方、「検索需要の長い記事」の場合は、100記事も書けば、その後記事を書かなくても一定数のアクセスは集まり、収益も途切れることはないはずです。
さらに記事を書いていけば、ブログ全体のアクセスはどんどんと増えていきます。
「検索需要の長い記事」は、記事を書けば書くほど、ブログ全体のアクセスが増えていくので、将来的に、非常に多くのアクセスを集めて、大きな収益を得ることが期待できます。
アドセンスを貼ったブログで、安定的に大きく稼ぐには、「検索需要の長い記事」をどんどん書いていくことが、一番の方法といえそうです。
まとめ
アドセンスを貼ったブログで稼ぐには、大きく分けて二つの形態があるといえます。
「一時的に多くのアクセスが期待できるトレンドネタで短期間に稼ぐ」という形態と、
「検索需要の長い記事ネタで時間をかけて長期的に稼ぐ」という形態です。
前者の「トレンドブログ」の場合は、短期的に爆発的なアクセスを集めることも期待できますが、記事を書かなければあっという間にアクセスがなくなってしまうので、アクセスを集め続けるためには記事を書き続ける必要があります。
自転車操業的な形態といえます。
一方の「検索需要の長い記事のブログ」の場合は、一度記事を書くと、その記事が長期間にわたって何度も検索されることになるので、記事を書けば書くほど、ブログ全体のアクセスはどんどんと増えていきます。
一旦記事を書くことが途切れたとしても、それまでに書いた記事にアクセスが集まるので、ブログ全体のアクセスが大きく落ち込むというようなことは、比較的少ないといえます。
非常に安定的な形態といえます。
どちらの形態が良いと感じるかは、人それぞれですが、検索需要の長い記事ネタを書き続けていくことが、将来的に大きく稼ぐ近道になるといえそうです。