ダンスの激しいパフォーマンスを行った後には、身体は、かなり疲れた状態になります。
ダンス後の疲れた体を癒す方法を紹介します。
クールダウン
ダンスの際、ウォーミングアップは、しっかりするけれど、クールダウンは、そんなに気にしていない、というダンサーも多いです。
年齢の若い人は、回復力が高いので、そこまで気になることはないかもしれませんが、プロダンサーやアスリートなどは、全て専属トレーナーが付き添っていて、必ず、クールダウンを行います。
例えば、ウォーミングアップを「10分」とすると、クールダウンには「30分」ほどかけます。
あまり知られていませんが、身体を使う準備よりも、疲れを残さないようにするためのアフターケアの方が、大事だということです。
イベントやダンスの後ならば、ウォーミングアップの時のストレッチと同じようなもので十分です。
ただ、「足」と「背中」あたりは、アップの時よりも、ゆっくりしたペースで行います。
1分間電子レンジにかけた熱湯は、冷める方が時間がかかるのと同じように、身体も、冷ますのに時間がかかります。
身体の痛めている部分は、氷などで、しっかりアイシングしましょう。
最強の味方「お風呂」
身体の疲労、特に筋肉の疲労を取るには、やはり、「入浴」が一番です。
腰を痛めてしまったダンサーがいましたが、その人は、ずっとシャワーだけの生活だったのですが、毎日お風呂に入る習慣に変えてから、腰痛が消えたそうです。
また、あるダンサーは、あまり入浴しなかったのですが、疲れがあまり取れず、ケガをしやすかったです。
入浴すると、それまで疲労でこわばっていた筋肉が、血流が良くなることで緩んで、やわらかくなっていきます。
一番良いのは、39度程度のぬるめのお湯で温まることですが、お湯の中に、重曹などを入れて入浴すると、温浴効果で、さらに身体をほぐしてくれます。
しかし、身体を動かした直後の入浴は、禁物です。
身体が、熱を持った状態で、さらに温めることは、あまり好ましくありません。
ダンスの後には、クールダウンをして、少し時間をおいてからの入浴がベストといえます。
まとめ
長い間、ダンスができる身体を維持することを考えると、やはり、クールダウンは欠かせません。
自分の身体をケアしていくことが、何より大切です。