ダンスと睡眠は、深い関わりがあります。
ダンスと睡眠の関わり
「昨夜は、徹夜して作品創りをやった」「夜じゃないと、インスピレーションが生まれない」
こんなセリフを、よくアーティストの口から聞いたりします。
確かに、夜は静かで、自分の時間も取りやすくなります。
しかし、これは、心身共に悪影響を与えてしまっているのです。
スティーブ・ジョブズなどの「成功者」、身体が資本の「アスリート」、この両者が、共に重要視しているのが「睡眠」です。
人によって、ベストな睡眠時間は様々ですが、短時間睡眠でも、合間に昼寝をするなどの休息をとります。
眠りの質が悪いと、まず影響を受けるのが、「脳」です。
睡眠の質が良くないと、「記憶力」「判断力」「注意力」などの低下を、引き起こしやすくなります。
生産性は悪くなり、ミスも増えるでしょう。
また、心身の疲労により、考え方もネガティブになってしまいます。
心身のコンディションが良くない状態では、肉体的にも精神的にも、ダンスのパフォーマンスは良くなりません。
睡眠で筋肉の修復
アメリカの大学の研究では、アスリートは、平均して10時間もの睡眠時間をとっているのだそうです。
理由は、「筋肉の修復」にあります。
筋肉というのは、トレーニングなどによって、使うたびに、小さな傷が生まれます。
その傷は、睡眠中に分泌される成長ホルモンによって、寝ている間に修復されていきます。
そして、修復されるごとに、筋肉が太くなり、強化されていきます。
このため、十分な時間の良質の睡眠が、アスリートにとって、とても重要になるというわけです。
ダンサーにとっても同じことが言えて、いくらトレーニングをしても、きちんとした睡眠がとれていないと、せっかくの努力も水の泡になってしまうというわけです。
ダンサーにとって、睡眠不足は大敵です。
良いダンスパフォーマンスができるよう、まずは、しっかりと睡眠をとることを心がけましょう
まとめ
ダンスもアスリートと同じように、身体を酷使します。
できるだけ、規則正しく十分な睡眠をとり、筋肉を労わってあげましょう。