ダンサーには、ヨガやピラティスを行っている人も多いです。
ダンスとは、どんな関係があるのでしょう。
「ヨガ」と「ピラティス」
「ヨガ」と「ピラティス」は、似て非なるものですが、どちらも、ダンサーにとっては、必要なものです。
簡単に、ざっくりと言うと、
ヨガは「ストレッチ」、ピラティスは「筋力アップトレーニング」といえます。
このことだけでも、どちらも、ダンスには、欠かせないものだということが、分かると思います。
「ヨガ」では、「歪み」をリセットし、身体の中の「毒素」を呼吸によって吐き出し、普段使っていない「錆びついた筋肉」をストレッチすることで、細胞レベルで活性化させ、メリハリのあるボディを作ることを目指します。
一方の「ピラティス」は、もともとは、リハビリから始まったもので、傷ついた身体の筋肉を回復させるために開発された「メソッド」です。
骨盤を安定させた上で、「足」「腕」「肩甲骨」などを動かして、生活の中での筋肉の使い方とは違うトレーニングをすることで、「筋力」をアップしたり、「骨盤の歪み」や「姿勢の悪さ」などを改善したりして、骨格や、アンバランスだった筋肉を整える効果があります。
ダンスとの関連
「ヨガ」と「ピラティス」で共通することは、「呼吸法」「自分の心と身体との対話」「筋力への刺激」などです。
ピラティスは、インドで生まれたヨガの根本を、少なからず受け継いでいるところもあるので、その点では、似ているといえます。
「ヨガ」は、筋肉を伸ばす運動なので、ダンスの「ストレッチエクササイズ」に取り入れると、柔軟性が大きく変わります。
「ピラティス」は、ダンスに必要な、「腹筋」「背筋」「バランスのキープ」「瞬発力」を大きく飛躍させます。
「ヨガ」と「ピラティス」の特徴の違いを、しっかりと把握して、それぞれのエクササイズに取り入れることで、柔軟性と強靭な身体を、同時に維持することができるというわけです。
まとめ
多くのアスリートも、トレーニングに取り入れているという、「ヨガ」と「ピラティス」は、ダンサーにとっても、とても有効なものです。
少しずつ、無理のない範囲で、続けていくことを、おススメします。