今や、学校の授業にも取り入れられている「ダンス」。
ダンスを習いに行ってみたいけど、スタジオには少し入り辛い‥。
そんな方に、ダンススクールの場となる「ダンススタジオ」が、どんな感じかを、お伝えします。
ダンスには、基礎トレーニングが大事
テレビやイベントで、楽しく踊っているダンサーたちですが、もちろん、そんなダンサーたちも、初めて踊った時があったはずです。
しかし、レッスンすれば、すぐに、あんなにカッコよく、踊れるようになるのでしょうか。
まず第一に、ダンサーは、アスリートと同じようなもの、ということを覚えておきましょう。
「ダンススクールに入ってはみたけれど、全然できなかった」という人も多くいますが、
例えば、自転車に初めて乗れるようになるのに、時間がかかるように、初めからうまく踊ることは、まず不可能です。
どのジャンルのダンスでも、最初に行うのが、基礎トレーニングです。
まず、「ストレッチ」、腹筋などの「筋トレ」、アイソレーションと呼ばれる「身体の動きの訓練」を行い、それが終わってから、やっと講師の振付のダンスが始まる、という流れになります。
「ただ踊るだけだろう」と、気楽に入った人は、ストレッチの時点で、ギブアップしてしまうこともあったりします。
初めてダンススタジオに入る人からしてみれば、「なんで、こんなことをしなくちゃいけないの?」というようなことも、たくさんあるかもしれません。
しかし、ダンサーを見ていると、ありえないような動きをして、踊っていることも少なくありません。
トレーニング無しで、いきなり激しい動きをすると、大きな事故に繋がる可能性もあります。
例えば、マイケルジャクソンのダンスで有名な、立っている姿勢で斜めに倒れる「ゼログラヴィティ」を、慣れない人がやって、アキレス腱を切る「大けが」をしたという例もあります。
ダンスでは、焦らずに、時間をかけて身体を慣らしていくことが大切です。
ダンスは楽しむことが一番
ダンススクールの第二の難関は、「振付が覚えられない」ということ。
「継続は力なり」と言いますが、根気強く、講師の振りを、何度も真似してみることです。
わからないことは、遠慮せずに質問しましょう。
わからないままにしておくと、疑問が解決できないうちに、どんどん振りが進んいって、心が折れてしまいます。
疑問が解決すれば、案外すんなりと、進んで行けることもあります。
ダンスは、楽しむものです。
好きな講師を選んで、一歩踏み出してしまえば、3ヶ月もあれば、できなかったことも、だんだんできるようになっていきます。
まとめ
「最初は、誰でも、できないのが当たり前」です。
「自分は、赤ちゃん」くらいの気持ちで、まずは、ダンススタジオに入ってみましょう。
できなくても、誰も気にしていません。
楽しみながら、コツコツと練習していけば、ダンスの楽しさは、どんどん増していくはずです。